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経済的理由が増加する自殺者数(警察庁生活安全局地域課「平成17年中における自殺の概要資料」) [治安・安全]

警察庁生活安全局地域課が2006年6月に公表した「平成17年中における自殺の概要資料」によると、
平成17年の自殺者数は32,552人で、平成16年から227人の増加となりました。
10万人当たり自殺率は25.5人で、1990年代後半から上昇し、近年では高止まっています。

自殺者のうち23,540人(72.3%)が男性で、男性の自殺率(10万人あたり自殺者数)は37.8人と、
女性(13.8人)の約3倍となっています。

自殺理由については、「健康問題」が15,014人(46.1%)と最も多くなっていますが、
自殺者全体に占める比率は1970年代後半の6割からは低下傾向にあります。
一方、近年の自殺理由として拡大しているのが「経済生活問題」です。
1970年代には自殺者全体の8.2%でしたが、平成17年には7,756人と、
全体の23.8%を占めるに至っています。

表:理由別自殺者数

出所:警察庁生活安全局地域課「平成17年中における自殺の概要資料」(2006年6月)より作成

表:理由別自殺者数の構成比

出所:同上


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