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増加する子どもが対象となる凶悪犯罪 [治安・安全]

近年、子どもが被害者となる事件が増加しています。
平成18年8月に警察庁が公表した「平成18上半期の犯罪情勢」によると、
少年(20歳未満の者)の被害件数は平成18年上半期には13万8,369件と、
前年同期比で8,047件の減少となっています。
しかしこれは、「窃盗」(6,466件の減少)、「恐喝」(777件の減少)など比較的軽微な犯罪が減少しているのであって、
殺人」は80件と前年同期比6件の増加、「暴行」は3,104件と197件の増加、
逮捕・監禁」は72件と15件の増加となっています。

表:就学別の犯罪被害件数(平成18年上半期)

出所:警察庁「平成18上半期の犯罪情勢」(平成18年8月)

殺人については、未就学の児童が被害者となった件数が35件、次いで小学生が22件と、
小学生以下が被害者となった事件(57件)が少年被害殺人事件の7割以上を占めています。

社会全体で、子どもを守るしくみや、犯罪者を出さないしくみ作りが求められています。


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